トータルワークアウトの完結編とその他

なかなかキーボードの前に座れずに幾日も過ぎてしまった。
言い訳はいくつか思い付くけど、ぶっちゃけサボりだなぁ。
ショーもないブログにお気に入りをつけてくれた人もいるのだ!頑張れ自分。

さて、うっかりデッドリフトなどと言うキーワードを出したしまったが為に、私についてくれていた爽やかナイスガイの表情から笑顔が消え、専門のスタッフを呼ばれてしまった私の顔からも血の気がジワジワと引いていく。
バタバタとジム内をナイスガイが駆けずり回り専門スタッフを私の前に連れてきてくれた。
てっきりリトルケビン山崎的なあんこ体型のマッチョおじさんがやって来るものと思っていたが、以外にも小柄で筋肉質だけどさほどいかつくないお兄さんがやって来た。
デッドリフトですね~やったことありますか~?」とやはりにこやかに話しかけてくれる。
「いや、スクワットとかベンチは良いんですけど、デッド怖くてやったこと無いんですよ~」と同じくらいのにこやかテンションで返す。
「なるほど~じゃあまずやってみますんで見ててくださいね~」
と中くらいのウェイトを一枚ずつつけて、インストラクターのお兄さんが実演する。
いわゆるハーフと言うやつで地面までは着けないやり方だ。
「おう、フルで頼むよ兄さん」と言う言葉を喉に押し込んで、まずはシャフトだけでフォームを練習する。
が、このシャフトがすでに重い。多分20キロだ。
恐る恐るシャフトを下げる最中にやはりインストラクター、誉めてくれる。
「良いですね~紙一枚挟む感じで~良いですよ~あ、肩上げ無い方がいいですよ~そうそう~」
いったいどこに紙を挟むのか掴めないまま何度か上げ下ろしが続く。
よく考えたら大腿の根本以外に何か挟める箇所なんてないのだ。
「ギアは何かお持ちですか~」
「あ、無いです」
「お貸しできるのも有りますよ~」
このまま素直にギアの貸し出しを受けてしまっては、ヤバめの重量にトライしてしまいそうな空気を感じて
「あ、大丈夫っす…」
怖じけ付く自分。
ただシャフトだけではさすがに軽いので小さめのウェイトをつけてもらいいざ本番。
結構重いけど、10回は余裕でこなせる重量だ。
「これなんキロなんですか?」
「キロ?は分からないですね~ポンドなんで」
ポンド!?何で!?
結局自分のデッドリフト初体験は今後何キロでやれば良いのか曖昧なまま終わりましたとさ…